高校野球を英語で語ってみよう!Let’s Talk about “Koshien.”

こんにちは!

夏の甲子園、全国高校野球選手権大会が始まりました!
愛知県からは、古豪・中京大中京高校が2年ぶり28回目の出場をしています。

この高校野球、米メジャーリーグでも活躍した松井秀喜や松坂大輔、いまも活躍するダルヴィッシュ有、田中将大といった選手たちを輩出した大ステージであり、日本だけでなくアメリカのスカウトも注目しています。同時に、独特の伝統が、アメリカ人の目から見ると新鮮に映るようです。

高校野球を説明した記事を読みながら、少し紹介します。

1.高校野球を英語で説明しよう!

ウィキペディア英語版によると、

The National High School Baseball Championship of Japan, commonly known as “Summer Koshien”, is an annual nationwide high school baseball tournament. It is the largest scale amateur sport event in Japan, even as soccer continues to gain more attention.

“夏の甲子園”として知られる日本の全国高校野球選手権大会は毎年行われる全国規模の高校野球トーナメントです。日本最大のアマチュアスポーツのイベントでもあり、サッカーよりも多くの注目を集めます。

The tournament, takes place during the summer school vacation period, culminating in a two-week final tournament stage with 49 teams in August at Hanshin Koshien Stadium.

トーナメントは学校の夏休み期間中に行われ、8月の阪神甲子園球場において、49チームが参加し、2週間かけて決勝を迎えます。(一部省略)

2.甲子園はどうやってドラマになるのか?

甲子園の高校野球は、よく考えたら、夏も春も、全国紙の新聞社が主催し、
公共放送が、全試合をコマーシャルなしで放送します。
これは、他のスポーツではあり得ないことですね。
国技である相撲に近い扱いを受けているわけです。

The Japan Timesの2007年の記事から引用します。

Unlike other school sports, the Koshien tournaments get huge media coverage, with NHK airing every game, and newspaper and magazine reporters covering the stadium, the students’ hotels and hometowns.

他の学校スポーツとは異なり、甲子園のトーナメントは、膨大なメディアからの取材を受けます。NHKがすべての試合を放映し、新聞、雑誌の記者たちが、球場だけでなく生徒たちの宿舎や故郷などを取材して記事にします。

Nationwide newspaper companies sponsor the tournaments as part of a strategy that also entails extensive coverage of the behind-the-scenes dramas.

全国紙の新聞社が戦略の一環としてこのトーナメントを主催し、舞台裏のドラマまで含めて幅広く報道します。

NHK lends to the drama by shooting closeup images of pitchers and batters, of female fans of a defeated team crying after the game, and of hometown fans sitting in front of televisions cheering their teams on.

NHKはピッチャーやバッターの、試合に敗れて涙する女性ファンたち、チームの地元のファンたちがテレビの前で応援するシーンなどをクローズアップで映し出し、ドラマに仕立てます。

どれほど、日本のお茶の間にとって親しみ深いものか、よくわかります。
こうやって甲子園は、国民的ドラマになっていくんですね。

3.高校野球には武士道精神が流れている?

このThe Japan Timesの記事によれば、高校野球には武士道や軍隊の儀式や様式が影響を与えているといいます。

Players have to march in straight lines in the opening ceremony, sing school songs, proclaim their oath of sportsmanship and have their heads shaved.

選手たちは、開会式で一直線に行進し、校歌を歌い、選手宣誓をし、頭を剃らなければなりません。

野球は19世紀の後半、アメリカ人宣教師や、アメリカ留学から帰った日本人たちによって日本にもたらされましたが、そのときにエリート学生たちによって武士道の精神がスポーツに導入されました。

According to that spirit, intense practice was considered vital to cultivating one’s mind. The importance of propriety and not disgracing oneself in public are also embodied in the spirit.

その精神によれば、激しい練習は自分の心を養うために不可欠と考えられていました。礼儀を重んじること、公に名誉を傷つけないことも、その精神のなかで具体化されています。

また学校の体育の授業は陸軍職員が行うことが多かったために、その方法や思考があらゆる学校スポーツに浸透していったのだといいます。
日本に野球を持ち込んだアメリカ人たちは、日本の高校野球のスタイルが、よもやこうなることは想像していなかったかもしれませんね。

4.高校野球は、少年からの大人への通過儀礼

アメリカの公共放送PBSのサイトに載った記事から引用します。
The Japan Times コラムニストのMarty Kuehnert氏のインタビューです。

When Japanese people look at Koshien, they look at more than just baseball. It’s a coming of age, a rite of passage from boyhood to adulthood. It’s almost a religion in the way that people look at it. It’s pure: The uniforms are still all white, the heads are still all cropped, there’s no back-talking to umpires, kids take off their caps and bow to the umpire, even if the umpire’s made bad calls. The coach is God. What he says, it’s the rule. So it’s not just a game. It’s almost a religious rite, in some respects, for these kids to go to Koshien.

日本人が甲子園を見るとき、野球以上のものを見ています。それは大人になること、少年時代から大人への儀式。それは、ほぼ宗教のようなものです。純粋です。ユニフォームはまだ純白で、頭は丸刈り、審判に口答えすることもありません。子供たちは帽子を取り、審判にお辞儀をします。たとえ審判が間違ったことをしても。監督は神様です。彼の言うことがルールです。そう、これは単なる試合ではないのです。甲子園へ行く子供たちにとっては、ある意味、宗教的儀式に近いのです。

It’s the dream of any amateur baseball player in the country [who are high school age or younger] to go to Koshien. And if they win, it’s the greatest glory there ever could possibly be. If they lose, you rarely see a kid that doesn’t cry his heart out. They [also] have this ritual of taking a bit of the dirt from the infield of Koshien and putting it in a bag, and you better believe that they are going to treasure that their entire life.

甲子園に行くことは、すべての高校生以下の野球選手の夢です。勝てば、今までにない最大の栄光となります。もし負ければ、これほど心から泣いている子供を見ないほどです。彼らは儀式として、甲子園の土を少し、バッグに入れて持ち帰ります。それは一生の宝となると信じています。

日本人の私たちは小さな頃から、ずっと親しんできた光景は、そんな意味をもっていたのですね。

5.まとめ

いかがでしたか?

日本のアマチュアスポーツの象徴である高校野球を通して、日本の文化が見えてきますね。
夏の甲子園を応援しながら、ちょっと英語でも考えてみるとおもしろいかもしれません。

8月は、お昼間のクラスがお休みになります。
昼間は高校野球観戦、夜は英語シャワーで、お待ちしています!

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