5文型、難しいと思っていませんか?

5文型って昔そういえば習ったな~と思ったあなた。そうですあれです。SVOとかいうやつですよ。今回のブログでは、その5文型が実はとても簡単に理解できて、しかも英語の理解には超重要だということをお話ししたいと思います。

文法って本当に要るの?

よく英会話教室などで「文法なんてめちゃくちゃでも単語をつなげてまずは話すことが重要だ」という感じのことを言われる場合があります。これはある意味正解である意味不正解です。確かにいちいち文法を気にしながら話していたらいつまでたっても何も言えないし、まず頭で日本語を思い浮かべてそれを文法に則って変換し・・・とやっていたら会話にならないでしょう。

しかし、だからといって文法を理解しなくても良いという訳ではないのです。特に日本人の成人で英語を学習する場合、どうしても日本語の影響を受けてしまいます。母国語の干渉を受けるということですね。英語と日本語では文法の違いが大きいからこそ、これをもろに受けてしまうのです。だから英語圏の人が文法がめちゃくちゃな日本語風英語を話しても全く理解できなかったといったことが起こってしまいます。

私たちの教室も月に1回は文法の勉強会を開催しています。これはやはり、会話のベースとして英語の正しい構文を理解しておくことが、スムーズなコミュニケーションには欠かせないからです。

日本人にとって5文型が重要な理由とは

その中でも5文型は日本人にとって最も重要にもかかわらず、多くの人が理解するまでに至らず挫折している項目だと思います。この5文型がなぜ必要なのか、そしてなぜ日本人にとって重要なのかというと、日本語と英語の文章の作り方の違いにあります。

例えば日本語で、「私はボールを蹴る」という文は

1.私はボールを蹴る
2.ボールを私は蹴る
3.蹴る私はボールを
4.蹴るボールを私は
5.私は蹴るボールを
6.ボールを蹴る私は

というように、ほぼどのような組み合わせでも、間違いではない文章が完成します。

しかし、英語の場合どうでしょうか。

1. I kick a ball.
2.Kick a ball I
3.A ball kick I

上記3つを見ても分かる通り、実は1の場合しか正しい表現になっていません。上の日本語と下の英語で、日本語にあって英語に無い物がありますが分かりますか?

それが「助詞」です。「女子」ではありません。

その中でも、主語をあらわす「は・が」と目的をあらわす「を」については、該当する英語が見当たりませんよね。

でも、言語ですから、どれが主語でどれが目的語かを理解しなければ文として成立しません。ということは、実は、英語の方は、文の「並べ方」にこの「は」とか「を」の要素が含まれているのではと推測できそうです。そうです。この違いがあるからこそ、まずは文型(文の並べ方)を理解しなければ、日本語で「は」「が」「を」というのを使わずに日本語を教えるようなものなのです。

でも安心してください。5文型はあなたが思っているほど難しくはありません。5文型は、何となく暗記している人もいると思いますが、以下の5つの英語の頭文字があったと思います。

SV
SVC
SVO
SVOO
SVOC

この中で共通しているのが2つあると思います。それがSとVです。Sは主語、Vは動詞です。

この2つの中でも特に動詞に注目すると、実は5文型はあまり理屈で考えなくても理解ができます。それでは、一つ一つこの動詞に注目して5文型を見ていきましょう。

5文型その1 SV

まずは第1文型、SVと最もシンプルなものです。これは、主語が自立的に動くことが出来るもの、主語を人間と仮定すれば、例えば人間が自分ひとりで出来ること、「歩く」「走る」「泳ぐ」といった動詞が思い浮かぶと思います。SVとは、この主語+動詞だけで文章が完成してしまうもので、自ら動くものと考えると分かりやすいでしょう。

5文型その2 SVC

次は、Cというのが付け加わりました。このCというのは「補語」と言います。補語はその名の通り、補うという意味です。何を補うかというと、動詞だけでは完成しないものを補うという意味です。例えばbe動詞がSVCというのは勉強したと思います。このbe動詞、「~である」というような意味ですが、それが何なのか分かりません。この何かを補うことで初めて「I am a cat」「私は猫です」と文が完成します。

5文型その3 SVO

もう一つSVOというのがあります。このOは目的語という意味です。何か動作をするにあたり、その動作が及ぶ「対象」が必ず必要ですよ。という事です。例えば「作る」という動詞の場合、作るためには作る「人」と、その結果できる「物」の2つが存在して初めて動詞の「作る」という言葉を使えますよね。だから、その単語の動作の意味をしっかりと考えてみれば、これがどの文型かは一目瞭然なのです。

5文型その3 SVOO

Oが2個あるということは、そのものずばり、対象が2個あるという事です。例えば「見せる」という動詞が当てはまります。皆さん「見せる」シーンを想像してください。そこに登場するのは何でしょうか。まずは主語である自分ですよね。その後、何かを見せているからその見せている「物」ですよね。でもこれだけでは絶対に文章は完成しません。かならず必要なものがあります。それが誰に見せているのかです。

つまり、「自分」「見せるもの」「誰に見せるのか」の3つの要素がそろって初めて一つの文章として成り立つ「動詞」はSVOOなのです。

5文型その4 SVOC

SVOCも、目的語一つでは足りず、そこに「補語」が必要なものです。O=Cとなるような関係で判断ができますが、例えば「私は自分の犬にジョンと名付けた」というような場合の「name」という動詞などがそうです。私は自分の犬に名付けましただけだと結局それがどう名付けたのかが全く分からないので文章として未完成という事です。

まとめ

上記のように、5文型というのは文として「最低限」必要な要素が動詞によって違いますよ。というのを言いたいだけなのです。ですから、文型として5つを分けて考える必要も実はありません。様々な動詞によって、その後に続く文がどのようになるか、それを理解できれば5文型はマスターできます。

これから文章を見るときは、この「動詞の意味」に注目してみてください!

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